Polarの読書日記

大学生の読書記録

『経済学に何ができるか』を読んだ話

本当に全然更新してないな…

50回も見られてないし...

いつか収益化とか言ってたの本当にバカだったんだなと思いますね。

ブロガーさんの苦労は自分の想像の何倍もなんやなと

 

はい、ということで今日も書評行きましょー

 

 

読んだ本紹介

今回読んだ本はこちら!

経済学に何ができるか - 文明社会の制度的枠組み (中公新書)

 

経済学に何ができるか

猪木武徳

 

経済学を鳥瞰できる本がないかなぁと探していたところ見つけたこちらの本。

読んでみて物足りなさもありながらも良かったなぁと思いました。

 

内容

内容は経済学で表現し解決できることとその限界をいろいろな事例で書いています。

例えば中央銀行の役割や貧困の問題など事例は様々です。

経済学で示せることは様々な過程の上に成り立つため、

人間関係や感情の入る現実の社会はそれ以上に複雑で完全に説明できることは稀であることを前提にした文章となっています。

 

人間社会においては倫理やモラルが重要であるというところがかなり印象的でした。

 

内容紹介が雑だ…。

読んだのかなり前だからだ...

読んですぐにブログ書かないと忘れる...笑

 

読んでよかった理由

かなりの事例をカバーしているため、一つ一つは抽象化されて深堀もあまりなく物足りなさは残りました。

それでもこの本を読んでよかったなと思います。

その理由としては、2点あって...

 

①経済学に懐疑的な人への教科書になりうる

経済学に何ができるんだ。俺たちの辛さを改善したことがあるのか!

椅子に座って議論ばかりして、それで現実の何がわかるんだ!

 

…そういった意見を持っている方はかなりの数いると思っています。

実際に僕もグラフや数値では見えないその人その人の経済が、貧困が、辛さがあるのではないかと常に思っています。

もちろん、みなさんが「意味がない」と考えているその経済学を研究している方々も

そのような問題意識は共有しているように思います。

その事実を知れるだけでもこの本を読む意味は大きいと思います。

 

その上、なぜ学問としての経済と現実の経済が乖離しているように感じるのか。

という疑問にこの本は一定の答えを与えてくれているように感じます。

 

社会は過去と比べて確実に改善しています。

どんどんいい方向に向かっている。

その主軸となったのは経済であり、その経済の大きな流れを作ったのは経済学であると僕は信じています。

経済が社会に対して与えることのできるインパクト、説明できることの範囲、そして経済学で示したことを実際の社会に還元できるのは僕たち一人ひとりでしかないこと。

これをこの本を読んで感じられるのでは、と思いました。

 

②経済学を鳥瞰できる

鳥瞰というと大げさかもですね笑

勉強って今していることが何に使えるのか見えてないと理解しづらいと思います。

それはゴールがあるかもわからない迷路に入っていくような不安があります。

数学で微分積分を習う時も、結局これがどう使えるのかが見えていないと何がしたいのかよくわかりませんでした(先生の教え方もあったと思います笑)

 

逆に言えば、人ってより高次の目標があるとなんでも覚えやすいなぁとも思います。

数学のために数学を勉強しているときよりも、経済学のツールを得るために数学を勉強してる時の方が確実に頭に入りやすい…(気のせい?笑)

 

経済学は、高校までで勉強することってあまりないと思います。

でも、経済学部に入るといきなり「ミクロだ!」「マクロだ!」と言われます。

でも、全体が見えない。それを使って何ができるのかが見えない。

なにより現実との関係性が見えない。

 

経済学って本当に範囲が広くて、先生方もかなり専門化したことをされています。

なので全体像が見えにくいのは仕方ないことだとは思っています。

 

ですが、今後勉強を進めていく上でやはり全体図は知っておきたくて。

その点に関してこの本はコンパクトにまとまっておりよかったです。

 

さいごに

個人的にはもう少し掘り下げたものも読みたいなと思いました。

それは今後の勉強の喜びや楽しさとしてとっておこうかな。

春休みかなりぐだぐだしちゃってますが、気合だけはあります。

読書ペースは少し落ちてるんですが、今後も楽しく読んでブログに書いてができればいいなと思います!

 

でhでh

古事記・日本書紀について知ったよーって話

最近、Youtuberにハマり始めています。

ただ、大物と言われている人一人も知りません。

(逆にお前何見てるねん)

 

今日はまたまた書評!

今回読んだのは...

カラー版徹底図解 古事記・日本書紀―神々とともに歩んだ日本創世記

 

こちら!!

なんやこれ!っていうね笑

 

読んだ理由は、古事記日本書紀もあんまり知らんしなぁ。って感じです。

日本の成り立ちを知りたい。

アイデンティティのもとになっている神話について学びたい。

 

ということでビジュアライズされてるものを読んでみました!

 

率直な感想を言わせてください。

 

兄弟げんかしすぎ。

神の子孫のわりに人間にちゃんと日本征服していく感じ好感持てる。

人間の考えでは及ばん事おこりすぎ。

そもそも、こんな神話を考え付いた人すごすぎ。

 

こんな感じです笑

もう本当にすごい。すごい世界観。

ゲーム何本分か作れそう。笑

これを諳んじた稗田阿礼化け物でしょ。(もちろんいい意味でね!!!笑)

 

この本自体はビジュアル化されているのがやはり良いポイントでした!

視覚的にとらえると理解できる!

そして、話が進むごとにフローチャートや登場人物の紹介ページなども出てきて、

ストーリーを追いやすい点もめっちゃいいなと思いました。

確実に文章で読んでみたい!と思うようにはなりました。

 

ただ、やっぱり、、、

兄弟げんか多すぎ!!!

ページ進めばすぐ喧嘩。ぐらい喧嘩している気がしました笑

で、人の命を軽んじすぎというか...

人がさらっと死んでいくんですよね。

もちろん

①昔の文章なので死に際の詳細が書けていない

②ビジュアル化しているため細かい点は端折っている。

可能性はあるのですが、それにしても人の命をなんだと思ってるんやとは思いました。

 

このタイミングで知れたことはよかったと思います。

ぜひ次は文章で読んでみたいなと思います。

 

『蜩ノ記』を読みましたよーという話

めちゃめちゃ更新していなかった...

そもそも楽しいことありすぎてブログの存在忘れてた...

 

はい、更新してない間に

簿記3級の試験があったり、

サークルで福井県に旅行に行ったり、

高校時代の色んな友達と毎晩いろんなところ行ったり...

と色々ありました。

思い出を書くのかと一瞬思わせたかもしれませんが、安定の書評です。笑

 

今回読んだ作品は(というかかなり前に読み終わってたけど笑)

 

蜩ノ記 (祥伝社文庫)

 

こちらどん!

蜩ノ記葉室麟

 

岡田准一さん主演で映画をしたことでも話題になったこの一冊!

(ん?役所広司さんも主演なのか!?)

 

大まかなストーリーをまずは紹介!

 

あらすじ

城内で争いを起こした壇野庄三郎は、切腹を免れる代わりに、

藩主の側室との不義密通の罪で家譜編纂と10年後の切腹を命じられ幽閉されている戸田秋谷の監視を命じられます。

切腹までの期限は残り3年。

共に生活していく中で、庄三郎は秋谷の清廉さを知ることとなります。

「この人がそのような不義をするはずがない。」

いつしかその思いは秋谷をなんとか救いたいという思いに変わっていきます。

 

監視の一方で家譜の編纂を手伝うことにもなる庄三郎。

その過程で浮かび上がる藩の重大な疑惑。

真相は何なのか。そして秋谷の運命やいかに。

心温まる物語です。

 

感想

季節は巡り巡っているのに常に秋の風が吹いているように感じる作品でした。

でも、夏の寄りの秋っていうのかな?

秋谷の清廉さが夏のさわやかさを感じさせつつ、常に切腹ということが頭から離れず、

最後(冬)に向っかっているような気のする作品です。

それでいてやはり時代小説の持つ凛とした空気感を感じる...

 

この作品中では、葉室さんの言葉の美しさに感動しました。

感情に訴えるばかりでなく、どこをとっても文学的というか。詩的というか。

情景をそのまま切り取って見せてくれている、写真や映画のような感覚がしました。

 

内容面で見ると、この作品でぐっときたのは「信じる」ということの大切さでした。

秋谷の家族は、秋谷を心から信じています。

そして、最初は疑いの目を持ち任務遂行だけを考えていた庄三郎も終盤には心から秋谷を信じている。

秋谷中心で回っているのですが、信じるという行為があればこそ、その周囲も太く強いつながりをもっているように感じました。

何より、秋谷自身が自分が信じるものを強く信じている。(日本語変やな笑)

自分が信じてあげてる自分って本当に強いですね...

 

僕らの現代の生活でも、すぐにディスったり称賛したりと

感情に任せて刹那的に何かに反応していくことって多いと思います。

それでは本当に大切なこと、物事の本質的なことはわからないんだなと思いました。

やはり相手のことも自分のことも徹底して信じてみる。

そこで裏切られても失うものはそうないんじゃないかなと思うようになりました。

 

読み物としてもスラスラ読めて面白いですし、

何か人生において大切なものも知れたような素敵な作品でした!